我がバロンのFFヒーターは、ダイネット座席の下に付いています、
寒い日には欠かせないのがFFヒーターです。
先般、ゼブラさんのバロンがFFヒーター故障、修理しました。
その時、吸気側と排気側を逆に取り付け直したそうです。
私のバロンも以前から気になっていた事でした。
なぜなら写真のように、座席下の吸気口が空気が入り、
温まったダクトチューブを経由して、FFヒーター吸気側に吸い込まれます。
したがって、座席下の温度が上がり、室内より高い温度で吸気側に吸い込まれます。
webasto ベバスト製FFヒーターの構造
空気は1番吸気口から入り、暑くなった空気は12番から排気されます。
温度センサーは3番の位置、吸気側機器内部にあり、
通過する温度によって燃焼調整しているとのことです。
我が家ではコントローラーの設定温度を高めにして使用していました。
吸気と排気を逆に取り付けてあれば、
ダクトチューブの熱の影響は少ないと思いますが、
おそらく逆に取り付けると排気側のスペースがなく、
ダクトチューブの曲げがきつくなり、
2方向配管が難しくなると思います。
ゼブラさんの場合は、吸排気を逆に取付直して、
吹き出し口2個を1個に変更(ダイネット下のみ)、
ダクトチューブに、耐熱シートを巻いたそうです。
そうだ!!
ダクトチューブに耐熱シートを巻けば、チューブからの排熱を抑えることができる。
早速、耐熱シートを探し、耐熱温度125度までのシートを購入しました。
エアロフレックスシート 厚さ6mm
使用用温度範囲(℃)-200~125 片面粘着無
https://www.monotaro.com/p/6920/9333/
切断はカッターよりハサミの方がきれいに切断できます、
ダクトチューブ上部が座席底部に近く、耐熱シートを巻くと
当たってしまう可能性があるので、
支えている木を少し下げます。
ダクトチューブに耐熱シートを巻き、インシュロックで固定します。
1枚もので巻こうとすると曲がりの部分が上手く巻けません、
細分化して巻くことにしました。
すべて巻き上げた状態
座席底部との隙間も十分とれます。
ちょっと見栄えが、グロテスクになってしまいました、
見えない所なので良しとします。
30分ほど試運転、吹き出し口からは、熱風がでますが、
耐熱シート上は、ほんのり暖かい程度でした。
多少は効果があったようです。
FFヒーター吹き出し口は、ダイネット下と後部の2カ所です。
車両のヒーター(運転時)も同じように2カ所あります。
今後は、コントローラーの設定温度を、少し低めに使用してみたいと思います。
耐熱シート、1/3程度余りました。
今年、ブログアップはこれで最後になります。
みなさん、よいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。